第92回全国高校野球選手権神奈川大会の三回戦・県相模原VS秦野が18日、藤沢八部球場で行われ、県相模原が6-3で勝利し、35期以来、10年ぶりの四回戦進出を果たした。
県相模原はエース水島ではなく、背番号4の新井が登板。
一回表、二死から三番打者を三振でチェンジと思われたが、捕手の一塁送球がそれて振り逃げとなり、走者を出す。盗塁で二塁まで進まれ、ここで四番の遊ゴロをショートが失策。1点を先制される。
二回戦と同様に追う展開となった県相模原は二回裏、五番佐藤が出塁。ここで六番岸本が一塁線への三塁打を放ち、同点とする。さらに大会初出場の山岸がスクイズを決めて逆転。また、三回裏にはエラーとヒットから二点を追加。五回裏にも1点を加える。
だが六回表、疲れの見えた新井が四球などで二死一二塁のピンチをつくり、ここで七番に右中間に三塁打を打たれて2点差に迫られる。しかし、県相模原はその裏、スクイズで1点を加えて、流れを引き戻した。新井も、この後を無失点に押さえて完投勝利とした。
(右写真:3失点完投と好投した新井)
【スコア】
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
秦野 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
3 |
県相模原 |
0 |
2 |
2 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
X |
6 |
【写真】
【二回裏】岸本の三塁打で同点 【二回裏】山岸のスクイズで逆転
【県相模原ベンチ】グラウンドへ必死に声援
【六回裏】八番山田がスクイズで貴重な追加点
【試合終了】10年ぶりの四回戦に笑顔でスタントに向かう選手たち