第92回全国高校野球選手権神奈川大会の二回戦・県相模原VS霧が丘が15日、等々力球場で行われ、点の取り合いを制した県相模原が9-7で勝利し、二年ぶりの三回戦進出を果たした。
県相模原は一回表、先発・水島のコントロールが定まらず、四死球で1死満塁のピンチ。ここで五番打者にライトへの犠牲フライを打たれ、先制点を許す。また、三回表にも2本のヒットで追加点を奪われる。
劣勢ムードだった県相模原はその裏、先頭の一番菅谷が出塁。続く二番の主将・古見がレフトオーバーの三塁打で1点を返す。さらに三番新井の犠牲フライで同点に追いつく。
五回表にまたリードを許した県相模原はその裏、一番菅谷がエラーで出塁。バントで送った後、三番新井が左中間を抜ける二塁打で同点。さらに四番濱の内安打で、一死一三塁のチャンスで五番佐藤の犠牲フライでついに勝ち越し。さらに六番岸本の左中間への三塁打で追加点をもぎとる。
県相模原は六・七回にもワイルドピッチや押し出しなどで追加点。最終回に満塁のピンチで2点差まで追い上げられるも、何とか抑えて勝利した。
先発・水島は、ヒットや四球から毎回のようにピンチの場面を迎えるが、最終回以外は1イニング2点以上の失点がなかったことが勝利につながった。
(右写真:五回裏 五番・佐藤のセンターへの犠牲フライで逆転)
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
霧が丘 |
1 |
0 |
1 |
0 |
1 |
1 |
1 |
0 |
2 |
7 |
県相模原 |
0 |
0 |
2 |
0 |
3 |
3 |
1 |
0 |
X |
9 |
【三回裏】新井が犠牲フライ
【九回表】二死満塁のピンチにマウンドへ集まる選手たち
【試合終了】大きな声で校歌を歌う選手たち