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　県相模原は10日、平成22年度神奈川県高等学校野球春季県大会の一回戦に挑んだが、城郷に6-12で敗れ、初戦突破はならなかった。
　一回表、県相模原は先頭・菅谷がヒットで出塁。バントで二塁へ進んだ後、四番・濱がライト前へ落ちるヒットを放ち、1点を先制する。
　しかし、県相模原は初回から守備のミスが連発。一回裏には、外野のバウンド処理をうまく捕球できず、二塁まで許し、続く打者が一塁強襲ヒットで同点。再びリードした直後の二回裏には、送球ミスやヒットなどで大量５失点を許して逆転される。また、五・六回には、内外野への打球をはじいたり、後逸したりと大量失策で計6失点。
　コールド直前まで追い込まれるも、中盤以降に打線がつながり、6・7回に計4得点。しかし、勝利には結び付かず、初戦突破とはならなかった。
（右写真：二回裏　城郷打者の一塁頭上を越えるヒットで逆転を許す）

TEAM	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
県相模原	1	1	0	0	0	2	2	0	0	6
城郷	1	5	0	0	4	2	0	0	X	12

【3月30日　地区予選第三戦ＶＳ光明相模原　光明相模原高野球部グラウンド】

TEAM	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
光明相模原										7
県相模原										0

【3月28日　地区予選第三戦ＶＳ秦野総合　光明相模原高野球部グラウンド】

TEAM	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
秦野総合	0	0	0	0	0	0	0			0
県相模原	2	1	0	0	4	0	X			7

【3月27日　地区予選第三戦ＶＳ中央農業　光明相模原高野球部グラウンド】

TEAM	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
中央農業	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
県相模原	0	0	0	0	1	0	2	0	×	3

　県相模原は27日、平成22年度神奈川県高等学校野球春季県大会地区予選の初戦で中央農業と対戦し、3-0の完封勝ちで初戦を制した。
　一回表、県相模原は、失策などが絡んで、無死一二塁のピンチを招く。しかし、ここで中央農業・三番のレフト前へ落ちていく打球を、レフトがファインプレイでキャッチ。二塁へすかさず送球してダブルプレー。これで波に乗り、続く四番打者を三振。無失点で切り抜ける。
　この後は投手戦が続いたが、５回裏に県相模原が一死一・三塁のチャンスを作り、八番坂本がレフト前へヒットを放ち、先制点をもぎ取る。7回裏にも一死二・三塁からまたも八番坂本が2ランスクイズを成功させ、2点を追加した。
　先発した新井は、最後まで無失点に抑えて中央農打線を完封した。

【写真】後半から調子を上げて完封勝利を果たした新井投手