第92回全国高校野球選手権神奈川大会の一回戦・県相模原とサレジオ学院の試合が12日、秦野球場で行われ、序盤から得点を重ねた県相模原が、七回コールドで勝利し、二年ぶりの初戦突破で二回戦進出を決めた。
県相模原は一回裏、二番で主将の古見が四球で出塁。三番新井のセカンドゴロで走者が入れかわり、スチールで二死二塁のチャンスを作る。ここで、四番濱がレフト前ヒットを放ち、1点を先制する。二回にも1点を加えた県相模原は、五回にも六番岸本のピッチャー強襲ヒット、七番水島のスクイズで2点を追加する。
しかし、5回裏から先発・水島がストライクが入らなくなり、四球で何度もランナーをためてしまう。しかし、変化球主体に切り替えてストライクを取りに行き、相手打者のミートポイントをかわした。
水島の無失点の好投により0-6とした7回裏、満塁のチャンスをつくり、一番菅谷のセンター前ヒットでコールド勝ちとした。
(右写真:初戦突破を果たし、スタンドへ全力疾走で向かう県相模原の選手たち)
【スコア】
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
サレジオ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
0 |
県相模原 |
1 |
1 |
0 |
0 |
2 |
2 |
1X |
|
|
7 |
【一回裏二死二塁】県相模原の四番・濱が先制タイムリーを放つ
【二回裏】ホームイン 【先発の水島】無失点での完封
【七回表】マウンドへ集まる内野陣