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野球部の情報 BASEBALL CLUB INFORMATION

「三年生を送る会」を開催

【2015.3.1更新】
 県立相模原高校の卒業式を前に2月28日、同校野球部は「三年生を送る会」を相模原教育会館で開催。昨夏に引退した三年生部員6人、現役部員、保護者、指導者、OB・OG会役員などが参加しました。
 乾杯後、保護者会が作ったスライドショーを上映。スクリーンには、大会や練習試合などのようすを撮影した動画・写真が約30分間に渡って映し出されました。
 指導者による挨拶では、佐相眞澄・監督が「当初は、選手5人全員が最後の大会に出れるとは思っていなかった。みんなが真面目に努力し、成長した姿を見せてくれた」「小沼MGRなしにこのチームはありえなかった」「今井には、一番厳しく接してきた。主将がつらいことを飲み込む姿を見せないと、周囲がついていかないと思ってのことだった」「新井に投手転向を打診した時、『一週間考えさせてください』と言われてしまった(笑)」「横浜創学館戦で活躍した伴内の起用は試合当日の朝にひらめいた」などと、各選手との思い出を語りました。そして、横断幕に掲げている「感動」「陽転」「決断」の3つの言葉を挙げ、「これからの長い人生を送る上で、いろんなことを感じて動いてほしい。また、ピンチが必ずやってくるが、次に起こるチャンスのためだと思って耐えてほしい。そして、さまざまな場面で決断が必要となる。その時に、しっかりとした決断ができるような人生をこれからも歩んでほしい」とメッセージを送りました。
 現役部員は、プレゼントのほか、「壮」「躍」「惇」など、三年生一人一人の特徴を漢字1字に例えたメッセージを送りました。さらに、坂崎・保護者会会長、阿久根部長、長内先生、田中・OB・OG会会長などがお祝いの言葉を述べたほか、現役生の母親が三年生の母親に花を贈りました。
 これに対し、三年生は、寄せ書きをしたメガホンを佐相監督にプレゼントしたほか、指導者、後輩、保護者などに対する感謝の言葉を一人ずつ述べました。その中で、今井啓太・前主将は「自分たちは入学当時、お世辞でも上手とは言えず、歩き方から指導を受けました。そんな私たちが、想像もできなかったベスト8の戦績を残し、人間的にも大きく成長することができました。また、入学当初と比べ、保護者の皆さんなどのおかげで、練習環境も大きく変わりました。1・2年生の皆さんは、このことに感謝をしながら、練習に取り組んでください。夏の大会まで長いようであっという間です。課題と向き合い、一日一日を大切に取り組んでください。今年の夏は期待しています」と述べました。また、今井・前保護者会長も、参加者に対する感謝の言葉を述べました。
 最後には、参加者全員で校歌を歌いました。
(右上写真:寄せ書きのメガホンを受け取った佐相監督と今井前主将・小沼元MGR)

  

 

 


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