県相模原は12日、第95回全国高等学校野球選手権記念神奈川大会の一回戦を迎え、横浜スタジアムで湘南学院と対戦したが、2-12の5回コールドで敗退した。
県相模原は一回に先制点を許すも、三回表に3番・中川の犠牲フライで同点に追いつく。しかし直後の三回裏、三塁に走者を許したところで、先発・鈴木の投球が捕手・坂崎のミットをはじく間に勝ち越し点を許す。さらにヒットなどが続き、一挙5点を奪われる。
苦しい展開の県相模原は、5回表に一点を返すも、その裏に失策に加え、走者一掃となるレフトオーバーの三塁打を打たれるなど5失点。あと一点でコールドとなる状況の中、2年の新井が四番手として登板。二死とするも、続く打者にセンターオーバーのヒットを打たれ、走者が生還。残念ながら、コールドが成立した。
県相模原は夏の勝利に結び付かなかったが、この1年間、選手たちは県内外の強豪校と練習試合を重ねるなど力をつけ、また、父母会がさまざまな施設整備に取り組むなど、後輩へとつなぐ多くのものを作り上げてきた。これらをもとに、49・50期生が約1か月後の秋季大会に向けて始動する。
(右写真:試合終了後に肩を落とす選手たち)
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
県相模原 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
|
|
|
|
2 |
湘南学院 |
1 |
0 |
5 |
0 |
6X |
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12 |
【バッテリー】鈴木、井田、土田、新井−坂崎
【投手】先発のエース鈴木 【三回表】中川の犠牲フライで同点
【スタンド】選手やマネージャーが声援
【三回裏】惜しくもアウトならず 【三回裏】内野陣が集まった
【投手】三回途中から登板の土田 【五回表】野村がホームイン
【五回裏】2年生の新井が登板 【試合終了】コールドが成立
【試合終了】スコアボード