県相模原は15日、第90回全国高校野球選手権神奈川大会の一回戦に挑み、岸根高校に対してエース伊藤が完投し、6年連続での初戦突破を果たした。
県相模原の伊藤は、四回まで毎回安打を放たれるなど苦しい展開が続いたが、バックが守り立て六回まで無失点に抑える。
攻撃では四回裏、無死から先頭・3番佐久間が中前Hで出塁。犠打で一死二塁とし、ここで5番長がレフトへタイムリーHを放ち、1点を先制。さらに6番川崎も中前Hで1点を追加し、2点をリードする。
しかし、岸根は七回表、一死一二塁のチャンスから、遊ゴロでWプレイを狙った一塁送球が走者にぶつかり、ボールが転々とする間に走者が生還。1点差とする。
県相模原は直後の七回裏、先頭の2番幸野が左中間への三塁打で出塁。ここで三番佐久間の遊ゴロがフィルダースチョイスとなり、1点を追加。さらに五番・六番とHが続き、ここで7番井上雅がスクイズ。二塁走者まで生還し、この回に計3点を追加する。
先発・伊藤は、八回表に2本のHから2点を取られるも、最終回のピンチも併殺でしのぎ、5-3で勝利した。
(右写真:七回裏一死満塁 七番・井上雅が2ランスクイズを決める)
【スコア】
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
岸根 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
2 |
0 |
3 |
県相模原 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
3 |
0 |
X |
5 |
【写真】
【四回裏】五番長がレフトへのタイムリーで1点を先制
【四回裏】六番川崎のタイムリーで追加点
【投手】岸根打線を3失点完投したエース伊藤