県相模原は12日、第94回全国高校野球選手権神奈川大会の一回戦を迎え、大和引地台球場で上鶴間との試合に挑んだ。6回に同点に追いつかれるも、直後に勝ち越した県相模原が勝利し、2年ぶりの初戦突破を果たした。
県相模原は一回表、一番・川崎、二番・中村の連続ヒットで無死一三塁。続く三番・井田の打席で、相手投手の投球が後ろにそれて走者が生還し、1点を先制する。
県相模原の先発はエース中村。何度もピンチを迎えるも、要所を締め、無失点で4イニングを投げ切る。しかし、お互いに無失点で進んだ6回裏、5回から登板した二番手・鈴木が二死一三塁のピンチに、遊撃手の頭上を越えるヒットを許し、同点に追いつかれる。
振り出しに戻った県相模原は直後の7回表、途中出場の野田がヒットで出塁。送りバントなどで、走者を三塁まで進め、ここで二番中村の三塁への打球がグラブをはじき、走者二人が生還。2点を勝ち越す。
この後は、再登板した中村が無失点に抑え、このまま3-1で勝利した。
二回戦の相手は関東学院。選手権では、17年ぶりの対戦となる。15日(日)午前11時から等々力球場で行われる予定。
(右写真:無失点に押さえたエース中村)
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
県相模原 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
3 |
上鶴間 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
【バッテリー】中村、鈴木、中村−坂崎
【ノック】佐相部長のノックを受ける 【試合前】選手たちが円陣
【一回表】投球がそれて先制 【六回裏】中村が再登板
【七回表】野田がヒット 【七回表】三塁への打球間に生還
【試合終了】大きな声で校歌を歌う選手たち