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　第89回全国高校野球選手権神奈川大会一回戦・県相模原ＶＳ新羽が16日、等々力球場で行われた。試合は、新羽が9回表に逆転するも、県相模原がその裏に３連打で再逆転し、サヨナラ勝ちを収めた。
　新羽は初回、一死から2番が三塁横を抜ける二塁打で出塁。3番の時に、県相模原は先発・田中からエース・伊藤へスイッチ。しかし、捕手・須藤の2連続パスボールで走者が生還し、先制点を許す。
　県相模原は二回、先頭の４番佐久間、５番菊地原が連続Ｈで出塁。送りバントで一死二三塁とした後、パスボールで三塁走者が生還し、すかさず同点とする。さらに７番川崎が相手の失策を誘うスクイズを決めて逆転。そして二死二塁から、９番田中の送球が暴投を誘い、二塁走者が生還。この回、３点を取る。
　その後、両チームとも０点のまま、迎えた九回表、先頭の7番が右前Ｈで出塁。ここで、県相模原は投手を伊藤から中堅手・佐久間へスイッチ。佐久間は二死までこぎつけたものの、二死一三塁から２番が左前Ｈを放ち、一点差。さらに四球などで二死二三塁となり、ここで4番が逆転となる右前Ｈを放つ。
　後のない県相模原はその裏、一死から２番・山田が四球で出塁。３番・宮崎の凡打で二死となるものの、４番・佐久間の左前Ｈで二死一二塁。ここで５番・菊地原が中前Ｈで二塁走者が生還し、ついに同点とする。さらに、一年生の6番・川崎が続いて中前Ｈを放ち、走者・佐久間がホームイン。土壇場でのサヨナラ勝ちを決めた。
（右写真：サヨナラ勝ちを決め、スタンドへかける選手たち）

【スコア】

TEAM	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
新羽	1	0	0	0	0	0	0	0	3	4
県相模原	0	3	０	0	0	0	0	0	2X	5

【写真】
　
　　　　
　　　【一回表】捕手が後ろにそらし先制される　　【二回裏】八番須藤がスクイズを決めて逆転